2007年9月号

「日本最北端に上陸!」



まぁ僕(中川A)にとっちゃ北海道は因縁の地なんだけど・・・また行ってしまいました北海道!!! 今回はツアー旅行で礼文・利尻・宗谷岬巡りということで、嫁はんとうちの両親とで行きました。

やはりオレも会社員。お盆休みは普通の企業のように5日程度はあるのですよ。そのうち2泊3日でここまで遠くに旅行に行こうと思えば旅行社の主催するツアーに参加するのがベスト。オレも長いこと関西を離れて関東に居住し、両親とも長く旅行なんてしていない。たぶん親としちゃここに来られるのも人生で最後となろう・・・(不謹慎な!(笑)) 

思いっきり楽しむしかない!!!


久々の関空です

一瞬で稚内空港に到着

今日の宿泊は稚内駅近くだ


関西国際空港から稚内空港まで直行のフライト。それでも2時間ほどで着いてしまいます。おお〜、大阪じゃあんなに暑かったのに稚内は涼しいじゃないか!


本当かなぁ・・・

稚内駅

日本最北端の駅だよ


ホテルにバスで到着したのですが、夕飯の時間までは1時間もある。普通はそこでホテルの大浴場に入るのだろうけど、オレはウチ出る時に風呂入って来たんだよなぁ・・・まだそれから数時間しか経ってないんだよなぁ・・・

稚内の街をブラつこうぜ!風呂なんか入ってる場合じゃない!!!


読めましぇん!!!

初日からウニを肴に男山

UFO見えたよ、ホントだよ


さすがはロシアと近い稚内の街。街中にはロシア語があふれています。「ん〜?読めましぇん!!!」 さっぱりわからん。仕方なくそばにあった街のスーパーマーケットに入って何かを物色。

うん、旅に来るとこういったお店に入っておもしろいものを探すのがいいんだよな。ラーメンのスープのみってのがいっぱい売ってあったので味噌・塩・醤油味のスープを大量に買う。これさえあればキャンプした時に色々な味が楽しめるね。麺はもちろん
「マルタイの某ラーメン」。(笑) 
今度つけ麺大会なんかやってみようか・・・なんて思いながら。皆それぞれが「つけ汁」を作って食べ比べるのもおもしろいかもよ。


あのフェリーに乗って礼文島へ

さらば、稚内港よ!

カモメもついてくる


「朝食は朝5時半からです。6時半には出港します。」 
・・・って、4時半〜5時には起きなあかんやん!!!早!!!おいおい、ツアーやからってそれはあまりにも超ハードなスケジュールじゃないかい???今日一日で礼文島・利尻島をほとんど全て回る気やろ!!!??? 
「今、日本最北端の地にいる・・・」って想いに耽るヒマも無いやんけ!!!


礼文島到着

トンネルを抜ければ・・・

地蔵岩でした

「とどドッグ」・・・気になる!

久種湖畔キャンプ場の横を通って

スコトン岬に着きました

ここを通って岬へ

あれが「トド島」

日本最北端の公衆トイレ(笑)


礼文島最北端のスコトン岬に到着。ここに来るまでにも相当なスポットを回っているのだよ。まだ午前中です。観光地一つに付き40分程度の滞在時間。そのペースでこれでもか!というくらい観光させられています。


昼間っから海の幸三昧

ああ〜、トドやアザラシいるね

今度は利尻島へGO!


ようやく昼食です。まさに最高の海の幸!僕はこの海の幸三種盛り(イクラ・ホタテ・ボタンエビ)にさらに追加したバフンウニを全てぶっかけ、最高級海の幸丼に。(笑) そしてケガニも食す。・・・惜しむらくはケガニの甲羅で甲羅酒が出来なかったことか・・・カニミソ満載で熱い日本酒をかけると最高の味が楽しめるのに・・・もったいない。

この後もさらに観光し、
あっという間に礼文島終了!まだ昼過ぎだぜーーー???


利尻島に着きました

はまなすソフト

くまざさソフト。なんとなく笹の味


利尻島到着。なんか船に乗ってる時間が一番長く感じられる・・・稚内から礼文島まで2時間、礼文島から利尻島まで40分。そしてまた稚内までが1時間50分。確かにこのペースでないと必要なとこ全て見られないのです。
そしてこの利尻島でもハイペースは続く・・・怒涛のように観光し、利尻島全て一周。
二島観光ほぼ終了!・・・たったの一日足らずで!!!


二日目の宿は和室かい!

冷房器具はこれのみかい!(怒)

もう、海の幸はいいや・・・


や、やっとホテルに到着・・・すでにツアー客は全員ヨレヨレです。そりゃそうだ皆疲れ切っているに決まってる。せめてホテルではゆっくりと利尻島の夜を堪能させてください・・・という皆の気持ちは見事に打ち砕かれました。

・・・
クーラー無いやん!!!その日は日本本土で気温の最高記録40度オーバーが記録されたちょうどその日で、こちらでも普段ありえない暑さになっていました。それでも28度程度なんだけどね、普通だったら22、23度が夏の最高気温なんだよ。

夕食はツアー客全員集まっての大広間での食事。最初は扇風機ナシ。お酒を飲んで汗まみれになり、皆のイライラ度は最高潮に。

お父ん 「もう部屋に帰って飲むか」
中川A 「そないしよか、こんなとこで飲んでられん」

お母んと嫁はんは土産物を見て帰るということで僕らだけさっさと部屋に戻り、冷蔵庫の酒を片っ端から飲み始める。「あぁ〜、それでも暑いもんは暑いのぅ・・・」 窓全開で扇風機ガンガンかけても汗はひかない。テレビを点けるが、見るものがあまり無いので仕方なく「水戸黄門」。(爆笑)

昼間に買った土産物の酒のつまみを食べながら夜は更けていくのでした・・・


朝、ホテルの屋上からの景色。うん、ナイスビュー!!!


今朝は昨日ほどは早朝に出発せずに8時過ぎくらいなのでゆっくり出来る。屋上に出て利尻富士を堪能。もし曇っていたらここまで綺麗には全然見えないらしいんで、それだけでも天候に恵まれて、来た甲斐があったよなぁと思うのでした。その後若干観光してからまたフェリーで稚内へ!


逆さ富士

利尻昆布の天日干しだ

さらば利尻よ!サッポロクラシックで乾杯!

久々の宗谷岬。何度目だろう・・・

芝の上を歩く少年

ここまで来たらサハリン地ビール!


僕は3度目だけど、両親にとっちゃ初めての宗谷岬です。運悪く「サハリン」は見えなかったけど、土産物屋の「サハリン地ビール」のポスターで我慢するか・・・ここで数十分過ごした後、稚内空港へ。


ツアーバスともお別れ

事件発覚前日の「○い恋人」販売所

白熊ジュース。羆ジュースもある。


やっぱり北海道といえばお土産は「○い恋人」でしょう!(事情により名は伏せておきます(笑)) しっかり買いましたよ、小さいのを一つ。まさかこの次の日にあの事件が発覚するとは・・・この後のオレら流キャンプで皆で食べました。「○い恋人美味いのぉ〜!」 皆で味を噛み締めて堪能しました。


関西へ帰投、眼下に見えるは淡路島


まー、えらい大変な超特急の旅だったけど両親はいい思い出になってくれたんではないだろうか。嫌な部分も後になってみれば楽しい思い出になるものです。

僕は最初の礼文島、利尻島。きっとまたいずれ行くでしょう。まだまだいっぱい日本全国を回ります。それはキャンプになるか、ツアー旅行になるかはわかりませんが、旅の一つの彩りとしての今回の旅は大成功だったんではないでしょうか・・・








一番気に入ったお土産モノがこれなんですよね、プレート。礼文島のプレートは在庫が無くて、「展示品でいいから売ってくれ!」って言って、850円のを500円にまけてもらいました。利尻島では思うように土産物屋に行けなかったので買いそびれてしまいました・・・それが心残り・・・いや、もう一つ心残りが!!!

あーーーっ!浦和レッズのタオル、
利尻島のホテルに忘れてきた!!(泣)