貝を食べてみよう 2


マキンコ料理 第2弾です。前回は「海水茹で」でした。今回は味をつけてみます。メンバーが3人いるから前よりもいっぱい捕らなくちゃな!

この石垣は食物の宝庫だ! 水中マスクにマキンコを集める 滑ってよろけながら中川Aが捕獲!

・・・前回までは石垣の上から海水面付近の手に届くものばかり捕ってました。今回は潜って捕ります。すると・・・いるんですよ、でっかいマキンコが!!!
「こんなに大きく育つまで幾年月かかったろうか・・・すまんマキンコよ、草葉の陰から「オレら流キャンプ術」を見守ってくれや・・・お前らの姿はネット上に永遠に生き続けるからな!」

オレらって船瀬でどんだけ
殺生したやろう・・・? でもこれが自然で生き抜く術です。有事の際にとことん生き抜くための技術を皆学ぶべきです。

釣りのびくにいっぱい集まったぞ 海水で煮る・・・お前らの死は無駄じゃない! 茹で上がり。灰汁がいっぱい出てるね。

なんかこの「茹で汁」ってうまそう・・・? 灰汁がいっぱい出てあんまり綺麗ではないけど、マキンコを海水で茹でるんじゃなくてちゃんと洗って味噌汁の具とすると、たぶん「あさり味噌汁」みたいになると思う。前にばーちゃんがそう言って捕りに来てるの見たことがある。「味噌汁に入れるとうまいんやー」って。
今度やってみよ。

楊枝とまち針でほじくる おお、内臓まで完璧な姿で出たぞ! 全員で共同作業・・・案外きつい!

今回も貝から身を取り出すの大変やった・・・なかなか出てこんのよな。あんましいっぱい捕ったもんやから一人でなんてやってられなくて全員で作業・・・オレら一体何やっとんやろ???パートのおばちゃんみたい。(笑)

うおー!やっとこんだけ身が出たぞ!

うむ!いっぱい取れた!でもこんだけやってもおかずになるほどの量はちょっとなー・・・もっと巨大なマキンコがいればいいのにな。・・・あ、それがサザエか。(笑)

注 : マキンコが大きくなってもサザエにはなりません。

甜麺醤(テンメンジャン)〜!
(大山のぶ代調で)
大量にチューブから流し込む ササッと炒めてみる

味付けはチューブ式の甜麺醤(テンメンジャン)を使います。XO醤は高くて大きいので買えませんでした。甜麺醤(テンメンジャン)はホイコーローとかの味付けに使う中華調味料です。

「うむ!うまい!」と中川A 「甘味噌風味やね」とT野村 ふー、満足。ペンギン君(命名:ペーター)の
頭にマキンコ。

「うまい!」味をつけるとさすがに素材自体の味は薄れてしまってますが、充分おかずになり得る味です。これをご飯の上にかけて食べるとうまそうだ。「マキンコご飯」やね。でもこの程度なら一人分しかありません。3人がかりでやったけど一人分・・・自然で生きるってのは大変なもんなんだ・・・と改めて実感するオレらでした。