夏のキャンプを涼しく過ごしてみよう!
毎年7月に灼熱地獄キャンプなるものを行うということが通例となっています。しかしマジで暑い!!!歳を経るごとに辛さが倍増していることに気付いたオレらは、「なんとかもっと快適に出来ないものだろうか?」と考えたわけです。
そこで思いついたのが
冷風機があれば涼しくならないかい?というものでした。

ともかく「ヤフーオークション」で電池式の冷風機を探してみることから始めました。
・・・すると、「あった!あった!」
おおお!こりゃあいい!とばかりに2670円にて落札しました。(オークション終了1分前に入札するという「掠め取り」をやってしまいました。他の入札者の方ごめんなさい。だってどうしても欲しかったんだよ!)
なんでも今年(2002年6月末)にタカラから定価2900円ほどで発売されるものでした。なんで発売以前にオークションに出てんだ???と思いながらも手に入れた喜びを噛み締める・・・

で、送られてきたわけですが、箱を見ると衝撃的な使用法が載っていたわけです!

そ!それやぁ!!!そこにはテントの中で冷風機の涼風に吹かれてすやすやと眠っている女性のイラストが・・・マジか?マジなのか?そんなに気持ちいいのか???すでに俺の頭の中には夏のキャンプで気持ち良く眠る俺の姿が浮かんでいました。
いざ、灼熱地獄キャンプへ!!!

本体です。口から冷風出ます。

頭を開けるとこんなの。単2電池4個使用。

身体の中に氷を入れる。
一番理想としたこと・・・テントを締め切って中にこれを入れて作動させたら「クーラー」になるんじゃないかい?というものでした。しかしいくらなんでも昼間は無理だろう。あの灼熱地獄の中でそんなことが実現できるわけが無い。さすがの俺も騙されんぞ?と。
なら夜なら何とか可能?ということで夜に実験開始!

で、結果・・・

出来るわけねーよ(怒)
あえなく実験失敗。確かにテントに入ると「おっ?涼しい?」とは確かに思った。しかしそこまででした。しばらくいたら涼しくも何とも無くなる。本体の氷が無くなるのがやたら早い。30分もしたらただの冷たい水になります。
もしかしたらこれをやり続けたらもうちょっとはなんとかなるのでは???とも思ったがやめました。はっきし言って氷代がもったいない!!!ビール冷やすのに氷回した方がいいよ!

で、次の日昼間の実験・・・

あぁー・・・気持ちええー・・・

やっぱビールでしょ!
昼間でもこうやってりゃ案外涼しく感じます。でも風の届く範囲だけ。首筋とかに当てると気持ちいいー!でも動けないね。(笑) 本体は氷で冷たくなってるからそれに触れてるのも涼しさ感じる。というか、このペンギン回してるだけで雰囲気的に涼しいです。そんでビール飲んでりゃもう最高!
と言うわけで結論・・・

涼しさは体で感じるものじゃない。心で感じるものだ!
風鈴みたいなもんやね。(泣)
愛嬌のあるとぼけた顔、海に似合う涼しげな青、缶ビールが似合う奴。夏の浜辺のマスコットキャラクターとしては、なかなかGOODです。
性能は、まあこんな所でしょうか。でも『元祖冷風機』の『元祖』には何の根拠があるんやろ??
元祖・・・わからん。要するにクーラー出来る前はこんな冷却法しか無かったんやろか・・・
このペンギン、今度から眉毛書いたるからな!